【脳卒中Q&A】

脳卒中になる前兆や前ぶれにはどのような症状がありますか?

脳卒中が発症する前兆や前ぶれとして、下記の症状が現れることがあります。
思いあたることがあるような場合はなるべく早く医師にご相談ください。

・ 片方の手足がしびれることがある。
 急に手足の力が抜け、持っているものをポロリと落とす。
 片側にあるものに気付かず、肩などに物をぶつけてしまう。
 他の人から片方の足を引きずっていると言われる(自分では気がつかない)。
 物が二重に見える。
 片方の目が曇ったように見える、一時的に見えなくなる。
 ろれつが回らない、言葉が出ない、他人の言うことが理解できない。
 字などが書きにくい。
 食べ物、飲み物をうまく飲み込めない、むせてしまう。
 めまいがしてまっすぐ歩けない。力はあるのに立てない、歩けない、フラフラする。

脳卒中を引き起こしやすい病気はどんなものがありますか?

危険因子と言われる脳卒中を起こしやすい病態としては、高血圧、糖尿病、不整脈、脂質異常症(高脂血症)などが知られています。

脳卒中の時の主な検査はどのようなものがありますか?

1.病巣の検出  : X線CT、MRI(早期に脳梗塞を検出可能)
2.血管の評価 : 神経超音波検査:頸部血管エコーなど、MRA(MRIによる血管の描出)、CT血管造影(CTA)、脳血管造影
3.心臓の評価 : 心電図:12誘導心電図、24時間心電図
4.脳血流の評価 : SPECTなど

脳梗塞・脳出血の主な治療はどのようなものがありますか?

【脳梗塞】
1.血栓溶解療法:rt-PA(アルテプラーゼ、発症3時間以内)
2.抗凝固療法:アルガトロバン、ヘパリン、ワルファリン
3.抗血小板療法:オザグレルナトリウム、アスピリン、シロスタゾール、クロピドグレル、チクロピジン
4.脳保護療法:エダラボン
5.抗脳浮腫療法:グリセロール

1.血栓溶解療法は、脳梗塞になってから3時間以内に詰まってしまった血管を静脈注射(点滴)にて再開通させる治療法です。効果の高い治療法ではありますが、脳梗塞発症から3時間以内に投与しなければ効果が得られず、3時間を越えてしまうと副作用の脳出血を起こす可能性があるため、t-PAの治療は受けられません。

【脳出血】
1.降圧療法
2.抗脳浮腫療法
3.手術

脳卒中にならないための、予防法のようなものはありますか?

予防法としては、食生活や生活習慣の見直しが大切です。
(社)日本脳卒中協会では、脳卒中を予防するための注意点を川柳調にまとめた十か条を作成しています。この十か条をもとに、自分の体調や生活を見直してみましょう。

1. 手始めに 高血圧から 治しましょう
2. 糖尿病 放っておいたら 悔いが残る
3. 不整脈 見つかり次第 すぐ受診
4. 予防には タバコを止める 意志を持て
5. アルコール 控えめは薬 過ぎれば毒
6. 高すぎる コレステロールも 見逃すな
7. お食事の 塩分・脂肪 控えめに
8. 体力に あった運動 続けよう
9. 万病の 引き金になる 太りすぎ
10. 脳卒中 起きたらすぐに 病院へ

 

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